
仕組みや用途の紹介
優れた除菌効果をもつ酸性電解水は、電解水生成装置を用いることで水道水から作ることができます。また、電解水生成装置を用いて作られた酸性電解水は食品添加物として認可されているため、食材や調理器具の除菌、手指の洗浄、施設の清掃など、さまざまな目的で利用されています。
この記事では、そんな電解水生成装置の仕組みや用途を紹介します。
電解水生成装置とは、水道水から電解水を作ることができる装置のことです。
酸性電解水は次亜塩素酸水とも呼ばれるもので、優れた除菌効果をもつことから、施設の洗浄や除菌をはじめ、さまざまな衛生管理に用いられています。
また、酸性電解水は食品添加物として認可されているため、手や指をはじめ、食材や調理器具などに用いても人体に影響を与えることがありません。そのため、食品工場をはじめ衛生管理が必要な施設では、電解水生成装置を設置するケースが増えています。
電解水は、水(H2O)を電気分解することで生成されます。
水は2つの水素原子と1つの酸素分子が結合してできていますが、水を電気分解すると水酸化イオン(OH–)が発生します。プラス極の槽でマイナスイオンのO–を引き離してH+を増やしたものが酸性電解水で、マイナス極の槽でプラスイオンのH+を引き離してOH–を増やしたものがアルカリ電解水です。
電解水生成装置は、装置の中で水を電気分解することで、水道水を電解水に変える仕組みになっています。
そのため、電解水生成装置を水道の蛇口などに連結することで、人体に影響を与えることなく細菌やウイルスだけを除菌できる電解水を、水道水と同じ感覚で利用することができます。
電解水生装置は、衛生管理が求められるさまざまな場所で利用することができます。
酸性電解水は食品添加物として認められているものなので、口に入っても害がありません。
そのため、電解水生成装置は食材や調理器具の殺菌や洗浄が必要な飲食店をはじめ、ホテル、病院、保育園や幼稚園、介護施設などの厨房の衛生管理に利用することができます。
新型コロナウイルス感染症対策として、不特定多数の人の手に触れる場所は、定期的な除菌や消毒が必須になっています。
アルコールでの除菌や消毒を行っているところも多いですが、1日に何度も除菌や消毒を行わなければならないため、清掃や除菌にかかる費用が負担になっているケースもあるのではないでしょうか。
電解水生成装置のランニングコストは、アルコールの1/3程度です。アルコール消毒から酸性電解水を使った施設の清掃や除菌に変えることで、コストを大幅に削減することができます。
株式会社きみのが販売する電解水生成装置「コア・クリーン」は、除菌・殺菌効果に優れた電解水(微酸性次亜塩素酸水)を生成する装置で、食中毒の原因となるウイルス等への除菌・殺菌効果があります。
ノロウイルスなどの消毒に効果のある次亜塩素酸ナトリウムは、強アルカリ性のため刺激が強く、手袋などが必要となります。
対して「コア・クリーン」で生成される微酸性次亜塩素酸水は、次亜塩素酸ナトリウムよりも低い塩素濃度で同等以上の効果を発揮し、残留性もないため安全性に優れています。また、次亜塩素酸ナトリウムのように希釈する必要もありません。
「コア・クリーン」があれば設備や用具の除菌、食材の洗浄、ボトルに入れてテーブルなどの清掃などにいつでも利用することができます。メンテナンスも、6ヶ月に1回程度の給水口メッシュフィルターの清掃、添加液コネクター部分を1~3ヶ月毎に流水で洗浄する程度なので、お手入れも簡易的です。
施設の玄関口など給排水の設備がない場所でも、給排水タンクが内蔵されている手洗いユニットを置くだけで工事不要で簡単に利用することができます。また、きみのの電解水生成装置はハンドセンサー付きなので、不特定多数の人が使用する場所でも非接触で利用できて安心です。
感染症等の影響により、厨房施設や医療施設などの衛生管理が必要な場所だけではなく、人が多く集まる場所では定期的な除菌・消毒が必須になっています。電解水生成装置を設置することで、除菌に必要なコストを軽減できるだけではなく、人体に影響のない安全性に優れた電解水をいつでも簡単に生成することができます。
電解水生成装置の導入をご検討される際は、ぜひ株式会社きみのにご相談ください。